こんにちは、のじま(@nojima_ttt)です。今回はサイト制作のノーコードツール「Wix(ウィックス)」のレビューです。
Wixは、無料で簡単にホームページを作れるサービスです。
のじま登録に必要なのはメールアドレスだけ。感覚的にホームページのデザインをすることができます。
- ノーコード事業で稼ぎ始めたい人
- HTMLやCSSができないけどサイトを作りたい人
- 会社や個人でホームページが必要になった人
- ホームページ制作に関する知識がゼロの人
通常ホームページを制作する場合は、「HTML」や「CSS」などのコーディング技術が必要です。
Wixではそのような専門技術がない人でも、簡単に綺麗なサイトが作れるサービスを制作しています。
「商品を紹介するホームページが作りたい」
「簡単で良いからSNSをまとめられるサイトが欲しい」
「ホームページ制作の仕事をコーディングなしで引き受けたい」
このような人は、Wixとの相性が良いはずです。
今回は、Wixがどんなサービスなのか、特徴をメリットとデメリットに分けてご紹介します。
記事の最後にはWixの始め方まで解説するので、ホームページ制作に興味のある人は参考にしてみてください。
Wixとは？世界190ヶ国が使うホームページ制作サイト
「Wix」は、初心者でもプロ顔負けのホームページを簡単に作れるサービスです。
専門の知識やツールが不要で、無料プランでも実用的なホームページを制作することができます。
もともとイスラエルの会社が提供しているサービスで、現在は190ヶ国に1億6,000万人ものユーザーを抱えています。
個人事業主や中小企業にとって便利な機能が揃っており、誰でも感覚的に使いやすい編集画面が人気の理由でしょう。
完全無料プランに加え、より機能が充実した有料プランへの変更も簡単です。
Wixでサイトを制作するデメリット
今までホームページ制作に関わったことのない初心者でも、感覚的にホームページを制作できるのがWix最大の特徴です。
とはいえ、使ってみるとデメリットがあるのも事実。
不便だと感じるのは、下記のような点です。
- 日本語でのサポート体制が不十分
- 一度決めたテンプレートを変えられない
- 無料プランだとWixの広告が表示される
それぞれのポイントについて、詳しくお伝えします。
Wixのデメリット①：日本語でのサポート体制が不十分
Wixは世界に向けて展開されているサービスですが、日本語でのサポートも2021年から開始されました。
とはいえ、まだ新しい取り組みということもあり、コールバック制度でのみの対応となります。
万が一トラブルがあった場合、電話をしてもすぐにサポートへ繋いでもらえないというのは少々デメリットになります。
なお、以前から「英語」「スペイン語」「ポルトガル語」には対応しています。
どうしても日本語で扱いやすいサイトが良いなら、Wixにこだわる必要はないでしょう。
Wix以外にも、初心者が感覚的にホームページを制作できるツールは複数あります。
例えば「ペライチ」は、日本語での対応が手厚いサイト制作サイトです。
ペライチについて、詳しくは別記事でご紹介しています。
Wixのデメリット②：一度決めたテンプレートを変えられない
Wixでは最初に決めたテンプレートをもとに、細かな修正を加えてホームページ制作ができます。
テンプレートを活用することで、デザインをゼロから悩む必要がないのはメリットです。
ただし、最初選んだにテンプレートを変えることができない点はデメリットと言えるでしょう。
つまり、一度選んだテンプレートがイマイチだと感じた場合、手動でデザインを変える必要があるということです。
どうしてもテンプレートを選び直したいときには、ホームページを作り直すことになります。
ただし既存のユーザー名が使えないので、サイトのURLも新しく考え直す必要があります。
Wixのデメリット③：無料プランだとWixの広告が表示される
無料プランを使っている場合、Wixの広告が表示されてしまいます。
個人的に自分のSNSをまとめたり、趣味でサイトを作りたいという場合なら広告があっても気にならないでしょう。
ただ、商用利用をする場合には、いらない広告が入ってしまうため向いていません。
利用者としても、Wixの広告が入ってしまうと印象が悪いだけでなく、ユーザーが不要な広告に惑わされてしまうため、販売経路の邪魔になってしまいます。
有料版にすることで広告表示を消すことができるので、商用利用を目的とするサイトなら検討してみるのがおすすめです。
Wixでサイト制作するメリット
「Wix」は無料で機能の充実したサイトが作れるので、基本的にはメリットしかありません。
例えば、下記のような点がメリットとしてあげられます。
- 専門知識がなくてもホームページが制作できる
- 無料でも実用的なサイトが制作できる
- サーバーやドメインを用意しなくて良い
メリットそれぞれについて詳しく解説します。
Wixのメリット①：専門知識がなくてもホームページが制作できる
Wixでは基本的に、テンプレートの詳細をボタンで変更するだけで、ホームページが制作できます。
動作がとてもシンプルなので、感覚的に好みのサイトを制作できるのが最大のメリットと言えるでしょう。
まるでプロが手をかけたような、綺麗なデザインのホームページが出来上がります。
Wixのメリット②：無料でも実用的なサイトが制作できる
Wixでは無料プランだけでも、必要最低限の機能を備えた、自分だけのホームページを制作できます。
本来であれば難しいHTMLやCSSのコードを駆使しなくてはいけない、動きのある効果を使えるのは素晴らしいです。
また、有料プランにすると、より自由度が上がり本格的なホームページにすることが可能です。
もっと機能を増やしたいと思ったときは有料プランに切り替えられる、というオプションがあるのは嬉しいですね。
Wixのメリット③：サーバーやドメインを用意しなくて良い
Wixなどのサイト制作サービスを使わない場合には、ホームページを制作する際に「サーバー」や「ドメイン」を利用する必要があります。
というのも、サーバーをレンタルするために契約し、ドメインを購入した後は、二つを繋げるなどの面倒な作業が必須です。
そもそも、サーバーやドメインが何かを知らない人にとっては、そこから勉強をしなくてはいけない手間もかかります。
一方でWixを使えば、サーバーやドメインの用意をする必要はありません。
独自ドメインを使用したい場合はWix上で取得もできるので、手軽にサイト制作が完結します。
Wixの始め方をステップごとに解説！
「Wix」の始め方はとっても簡単です。
ステップごとに詳しく解説します。
Wixの公式ホームページから、新規アカウントを作成します。
「今すぐはじめる」ボタンから進みます。
ログインに利用したいメールアドレスと、Wixアカウントにログインするためのパスワードを入力し、「新規登録」ボタンをクリックします。
ホームページの利用目的などの簡単な質問事項について答えれば完了です。
利用用途については、この後に選ぶサイトテンプレートにも関わります。
雑貨屋、本屋、パン屋など、どんな用途でサイトを作るのかは、事前に決めておくと良いです。
質問事項に回答したら、ホームページをWixエディタで作成し始めましょう。
開始前に答えた質問事項を参考に、おすすめのデザインテンプレートが表示されます。
気になるテンプレートにカーソルをあわせると、「表示」ボタンからデモサイトを確認できます。
使いたいテンプレートが決まったら、カーソルをあわせると表示される「編集」ボタンから本格的な編集へと進みます。
Wixでの操作はとてもシンプルです。
編集したい部分をクリックして、色や文字を調整していきます。
クリックすると編集用の画面が表示されるので、あとは自由に編集します。
背景画像はオリジナルのものをアップロードして使う以外にも、すでに用意されている既存のものから選択することもできます。
主なイメージを変える画像部分から変更して、文字の色や大きさを調整していくのがおすすめです。
必要な部分にボタンを置くことなどもできるので、さわりながら機能を確認し、調整してみると良いでしょう。
編集が終わったら、「保存」ボタンで編集を保存します。
ホームページの公開に向けて、ドメイン設定をします。
ドメインとは、サイトの「https://〜」の部分で、ネットワーク上の住所のようなものだと思えば良いです。
当サイトなら「https://tn-blog.com/」部分がドメインと呼ばれます。
Wixでは無料プランを使う場合、独自ドメインを取得することができません。
独自ドメインの代わりに使うことができるのが、Wixの名前の入ったドメインです。
『https://ユーザー名.wixsite.com/サイト名』
無料版の場合、必ずドメイン名に「wixsite.com/」と入ってしまうため、一目でWixで作られているサイトなのがわかってしまいます。
「wixsite.com/」を入れないようにするためには、有料プランを利用する必要があります。
ドメインは、世界で一つだけしか存在しません。
オリジナル感を出したい場合や、商売として本格的にホームページを使いたい場合には、有料版の利用も検討してみると良いでしょう。
完成したら、ホームページを公開しましょう。
お疲れ様でした！
Wixで簡単サイト制作！専門知識がなくても問題ナシです
ホームページの制作には専門的な技術が必要だからこそ「プロに相談しないと無理だろう」と思っていた人もいるでしょう。
Wixを使えば、サイト制作初心者でもあっというまにホームページ制作ができてしまいます。
まだホームページを作ったことがないなら、無料で始めて感覚を掴んでみると面白いですよ。
